【老犬のお留守番】お家で快適に過ごすためのポイントと対策

柴犬を撫でる女性

高齢になった犬や猫などの動物は、お留守番に慣れているので一見安心できそうです。しかし、そうはいっても愛犬のお留守番は、不安な飼い主さんも多いのではないでしょうか?

これまでずっと飼い主さんと一緒にいたのに、人間の仕事や家庭の都合などで急にお留守番の時間が増えてしまうと犬のストレスが増加します。高齢の犬や猫などの動物のお留守番は、精神面での負担の大きさはもちろん、加齢により目が見えづらかったり、トイレの場所が分からなかったりするとさらに不安が募ります。

そこで今回は、愛犬が快適・安全にお留守番するためのポイントや、長時間家を留守にするときのお留守番対策についてご紹介します。

老犬のお留守番で心配なこと

年をとった犬のお留守番で不安なことといえば、どのようなことが挙げられるでしょうか。

精神面の負担の大きさ、トイレ問題、吠えて近所迷惑にならないか、部屋を散らかさないか、部屋の温度調整は適切か、などがあります。

また、高齢で寝たきりの犬のケースだと、自分で水を飲みに行けないということもあるので、心配はつきません。

何時間なら平気なの?

一般的に、犬のお留守番は、何時間までなら良い子にお留守番できるのでしょうか?その時間は、年齢や育ってきた環境によって異なります。

たとえば、寝たきりの犬なら、排せつ用のオムツをしていたとしても、自分で水が飲めないので、2~3時間が限界でしょう。老犬でも介護不要の元気なワンちゃんは、8~12時間程度であればお留守番ができるといわれています。

ですが、この時間はあくまでも目安であり、その子の性格や育ってきた環境によってお留守番のできる時間は異なるので、お留守番に慣れていない場合は様子を見て時間を調整してあげてください。

トイレの問題

高齢犬をお留守番させるにあたって不安なのが「トイレ問題」という方は多いでしょう。

外でしかトイレをしない犬や自身での排せつが困難なためオムツを付けている犬もいます。お留守番時だけトイレの場所を変える行為は避け、トイレシートなどの掃除を丁寧に行っておきましょう。

また、お留守番時のトイレ問題を不安に思う飼い主さんは、長時間お留守番をさせるのは控えた方がいいのかもしれません。

吠えていないか不安

犬のお留守番では寂しくて不安のため、飼い主に気付いてもらうアピールとして吠える子もいます。愛犬が長時間吠えていると、近隣住民に迷惑にならないか心配になるでしょう。

中には、普段はあまり吠えないけれど、飼い主が留守にすることで不安になり吠える犬もいます。そんな犬には、お留守番が退屈にならないようなおもちゃや、長持ちするガムなどをあげるのがおすすめです。

その場合、大きいものだとノドに詰まらせてしまう可能性があるので、適度な大きさのものを選ぶといいでしょう。

老犬が快適にお留守番するためのポイント

ケージの中の犬

老犬が快適にお留守番するために抑えておきたいポイントは「大きな音」。犬が1人でお留守番しているときに大きな音が聞こえると不安が高まります。対策としては、外からの音が聞こえにくい場所を選ぶ、近くで工事が行われている場合はその場所を避けるなど、気を使うことも大切です。

また、部屋に荷物を散乱させるなどの状態で出掛けるのは避けましょう。

室内環境を整える

犬が室内で快適に過ごすために推奨されている温度は約22~25度、湿度は50%前後だとされています。犬種によって寒さに強く暑さに弱い犬もいれば、逆の体質を持つ犬もいます。

犬は舌を出すことによって体温を調節するので、普段の犬の様子を観察し、愛犬が過ごしやすい室温を見つけて、エアコンや扇風機などで室温を調整しましょう。寒い日には、ブランケットを1枚増やしてあげるだけでも寒さ対策になります。

ケージやサークルを利用する

高齢の犬をお留守番させるときは、窮屈で退屈にならないように自由に室内を移動できるのもいいのですが、犬の安全性を考えると、ケージ・サークル・クレートの利用も考えましょう。

万が一、家具が落ちてきたときにケージに入っていればケガをするリスクは減らせますし、部屋のものを散らかすいたずらや粗相の心配もありません。ケージの中でもトイレができるようにトイレトレーニングをしておけば、数時間のお出掛けでも安心です。

安全性を考える

ワンちゃんをケージやサークルなどではなく室内で自由にお留守番させるときには、お留守番をする部屋に危険なものを置かない、整理整頓を心がけるなど、安全性を考えたお部屋作りをします。

犬の手・足が届く位置に、誤飲する可能性のあるおもちゃや家具を置かないようにする配慮も欠かせません。

犬のお留守番対策なら……

ペットシッター2人と犬

高齢の犬を1人で長時間お留守番させなくてはならないとき、寂しい思いをしないか、賢くお留守番できるか不安になります。介護が必要な、老犬のいる飼い主さんなら尚更です。

そんなとき、他の飼い主さんはどのようにして犬のお留守番を見守り、サポートをする対策を立てているのでしょうか。犬のお留守番対策として役立つグッズやサービスについてご紹介します。

Webカメラを利用する

長く過ごしたパートナーであり家族でも、愛犬が1人でお留守番しているときの様子は分かりません。

お留守番中、愛犬はどんなものに興味を示し、どんなときに怖がったり、吠えてしまったりするのでしょうか。その理由を探るため、ペットモニター(Webカメラ)を設置して、愛犬の生活や行動を観察するのがおすすめです。

アプリなどと連動してスマホから自宅をモニターできるものもあり、手軽に愛犬のお留守番の様子が見られるので、お留守番対策にピッタリです。

ペットシッターに依頼する

寂しがりの子や部屋の中を荒らしてしまう子を留守番させる場合は、人の目がないと飼い主さんにとっても犬にとっても不安です。

寝たきりのワンちゃんやいつもよりお留守番が長時間になる場合には、ペットシッターに依頼すると良いでしょう。ペットシッターサービスはご自宅にシッターさんが訪問し、飼い主さんの代わりにペットのお世話をしてくれるというもの。

また、シッターさんはお散歩の代行もしてくれるため、一泊程度の旅行の際にも役立ちそうです。

ペットホテルに預ける

家を不在にする時間が長い場合でも、やはり自宅にシッターさんを呼ぶのは抵抗があるという方もいます。
そのような場合は、ペットホテルに預けるのも1つの方法です。

動物病院が併設して運営しているペットホテルもあるので安心は倍増します。1日2回のお散歩がセットになっているホテルなど、ホテルによってサービスが異なるので、お近くのペットホテルのホームページを確認してみてください。

老犬も泊まれるペットホテルについては、こちらの記事でも紹介しています。
老犬も泊まれるペットホテルで、飼い主も安心にお出かけ!

まとめ:帰ってきたらたくさん褒めよう!

お留守番をさせて家に帰宅したときは、「ごめんね」と悲しそうな顔をするのはNG。「お留守番できてえらいね」と、たくさん褒めてあげた方が犬も喜びます。

そのため、帰宅したときはスキンシップやコミュニケーションを図ってあげましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

今まで犬を始め、フェレット・ハムスター・カメ・インコなどさまざまなペットを飼育してきました。現在は、ジャックラッセルテリアと雑種の2匹を可愛がっています。趣味は愛犬たちとの旅行です。 このメディアでは、多くの飼い主の方々の不安や疑問・困っていることを一緒に解決していきたいと考えています。