老犬も泊まれるペットホテルで、飼い主も安心にお出かけ!

お出かけする柴犬

老犬を預かってくれるペットホテルなら、飼い主さんも安心して旅行やお出かけができます。またお出かけでなくても、飼い主さんの介護休憩のために、たまには預けてリフレッシュするといいでしょう。

ただし、いきなり愛犬を連れて行って預かってもらうことはできません。予約のほかにも、ワクチン接種などさまざまな準備が必須なのをご存じでしょうか。また、老犬も環境の変化で体調を崩しやすくなるので、注意が必要です。

そこで今回は、老犬をペットホテルに預ける際に確認することや、必要な準備について解説します。

老犬もペットホテルを利用したい

老犬をペットホテルに預けることができれば、突然の旅行や出張などがあっても、飼い主さんが介護に疲れて体調を崩しても安心です。

旅行や出張のときも安心

生活していると、どうしても旅行や出張などで出かけることがあります。泊まらなくても、長時間のお出かけでは老犬が心配です。特に1人暮らしの方は、ペットホテルがあると助かるでしょう。動物病院併設なら、体調不良になっても対処してもらえることが多く、安心して預けられます。

飼い主も時には休憩が必要

毎日老犬のお世話で気が張り詰め、からだが疲れている飼い主さんも多いのではないでしょうか。預けることに罪悪感を覚えるかもしれませんが、飼い主さんの元気が老犬の元気の元です。たまには預けてリフレッシュしましょう。また体調不良になったときも、無理をせず預けるほうが回復も早くなります。

ペットホテルを利用するときの注意点

大型犬と動物看護士

利用する際は、どこのペットホテルでもいいというわけではありません。また預かってもらえる場合でも、準備や確認が必要です。

老犬を預かってくれるか確認する

まずは老犬を預かってくれるペットホテルかどうか、確認を取りましょう。預かってくれる場合でも、10歳以上はOKでも15歳以上は不可、11歳未満までOKなど条件がある場合もあります。

また血統書がない場合は、獣医師による年齢の証明が必要になることもあるのでよく確認しましょう。老犬に特化したペットホテルも最近は増えているので、探してみるのも一つの手段です。

ワクチン接種・ノミ・ダニ予防を済ませておく

狂犬病の予防注射を始め、各種ワクチン接種、ノミ・ダニ予防を必ず済ませておきましょう。済ませていない場合には、預かってもらえません。ノミ・ダニ予防については、その場でお薬を付けることでOKになる可能性もあります。

見学をすると安心

良さそうなペットホテルがあったら、問い合わせをして、事前に見学させてもらいましょう。スタッフの方たちとも顔を合わせて話をすることで、雰囲気がよくわかります。老犬が過ごすのは、どのような場所か、散歩はしてくれるか、24時間スタッフが常駐しているのか、掃除は行き届いているかどうかなどもチェックしておきましょう。

犬も見学に連れて行ける場合は、雰囲気やスタッフに慣れさせることができます。宿泊の練習をさせてくれるペットホテルもあるので、そういったサービスを利用するといいでしょう。

料金や時間をしっかり確認

基本的なことですが、料金をしっかり確認します。老犬の大きさや体重ごと、持病の有無などでも料金が変わることがあります。また何時から何時までの料金なのか、延長した場合はいくらになるのかなども確認が必要です。万が一老犬が亡くなってしまったときの対応や、補償費用などについても確認しておきましょう。

急病のときの対応も確認

体調が万全でも、特に老犬の場合は環境が変わると体調を崩すこともあります。老犬が急病になったとき、ペットホテルでどのような対応をしてもらえるのか、しっかり確認しておきます。動物病院併設のペットホテルなら、すぐ治療してもらえるので安心です。

ペットホテルを利用するときの準備

ベッドでくつろぐラブラドール

ペットホテルに犬を預けることになったら、さまざまな持ち物の準備が必要です。ペットホテルから持ってくるように言われたものは、忘れずに用意します。こちらから持って行く場合は、持ち込んでも大丈夫かどうか確認してからにしましょう。

可能ならいつものフードを持って行く

環境が変わり、フードもいつもと異なると食欲がなくなって食事を摂らなくなる犬もいます。いつも食べているフードなら、環境が変わっても食べてくれる可能性が高くなるので、可能であれば持って行きましょう。普段、どの程度食べているのか、摂取量も伝えてください。

匂いの付いた敷物があると安心

環境が変わっても、慣れ親しんだ匂いがあれば犬も安心して過ごせます。敷物やマットなど、普段から使用している物を持って行きましょう。飼い主さんの匂いがついたTシャツ(もう捨てるようなものでよい)などを、一緒に入れておくのもおすすめです。

ワクチン証明書を忘れずに

ワクチン証明書は、ほとんどの施設で必要です。コピーでも大丈夫な場合があるので、問い合わせてみましょう。宿泊当日は、絶対に忘れないようにしてください。

まとめ:老犬もペットホテルを利用したい

老犬を受け入れてくれるペットホテルを利用することで、安心して旅行や外出ができます。介護で疲れている飼い主さんもたまには預けて休憩しましょう。事前にしっかり料金などを確認し、できれば見学しておくと安心です。

犬には狂犬病を始めとしたワクチン接種を行い、ノミ・ダニ対策もしっかり行っておきましょう。いつものフードや敷物を持ち込むとペットホテルでも落ち着いて過ごせるようになります。

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ABOUTこの記事をかいた人

ふぁみまる編集部

今まで犬を始め、フェレット・ハムスター・カメ・インコなどさまざまなペットを飼育してきました。現在は、ジャックラッセルテリアと雑種の2匹を可愛がっています。趣味は愛犬たちとの旅行です。 このメディアでは、多くの飼い主の方々の不安や疑問・困っていることを一緒に解決していきたいと考えています。