老犬が一日中吠える!鳴きやまない!原因と対策は??

吠える柴犬

老犬が一日中吠えてしまって困っている。といったことはありませんか?

この悩みは老犬にとっても介護する飼い主にとってもストレスになってしまいますよね。近所とのトラブルにもなりかねません。

そこで、原因を探り対策をとっていくことが重要になります。場合によっては認知症の可能性もあるため、獣医師に相談することも視野に入れることが大切です。

老犬が一日中吠えるときの注意点

一日中吠えてしまう愛犬にどのような態度をとっていますか?あなたは愛犬にとって正しい行動ができているでしょうか。
ここでは、注意点を何点かお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

しつけとは関係がない

老犬が一日中吠えるのには、認知症という問題が多いといわれています。

しかし、認知症になってしまうと、どんなにしつけができた犬でも吠えるのをやめないのです。
つまり、しつけと吠え続けることには関係性がないといえます。

叱らない・怒らない

愛犬が吠えている時、怒っていませんか?実は叱るのは逆効果なことがあります。
怒ることは老犬のストレスになり、悪化することもありますので、怒らないようにして別の方法を探しましょう。

他の症状がないかチェック

認知症の代表的な症状である吠え続けること以外に、食欲の有無や徘徊などがないかも合わせて確認しましょう。

もしほかの症状も心当たりがある場合は、動物病院を受診すると良いでしょう。

ご近所対策も大切

夜中に吠え続ける、休んでいる期間がないなど、ご近所トラブルに発展してしまうケースもあとを絶ちません。ご近所さんには、理解を得るために話を通しておくと良いでしょう。

一言伝えるだけでもトラブルが避けられることがあります。愛犬と一緒に過ごすには、ご近所さんと良好な関係を築くこともとても重要事項になるのです。

老犬が一日中吠える原因

老犬が吠える原因はなんでしょうか。原因を理解して対策を練りましょう。

からだに痛みがある

愛犬のからだに痛みがある場合に鳴き続けることがあります。
老犬になると、人間と同じくどこか節々に痛みが出てくることは有り得ることです。だからといって軽く見てはいけません。

場所によっては骨折やヘルニアなど重病が隠れている場合も。痛みの箇所を知るために、触ってとくに痛がるところがないかチェックしてみるのもひとつです。

しかし、無理に触ると悪化してしまう場合がありますので、慎重にチェックしましょう。

不安感が強い

不安感が募ることによって鳴き続けている場合があります。
老犬になると、視覚や聴覚の衰えで不安になってしまい、飼い主を呼ぶために吠えるという行動をとります。

寝床などの不快感

3つめの原因として考えられるのが、不快感があるということです。
ベッドが固い、排泄物で汚れた、寒いや暑いなどを何かしら訴えがあり鳴いていることは考えられます。寝床の環境を見直してみてください。

認知症によるもの

老犬となると、認知症での夜鳴きが1番に考えられると思いますが、認知症の時の吠え声は少し特徴があります。

抑揚のないような遠吠えに似た鳴き声が特徴です。もちろん吠え方に差は出てきますので一概にはいえませんが、もし心当たりがある場合は獣医師に相談しましょう。

老犬が一日中吠えるときの対策

トラブルになる前になるべく対策したいところですよね。対策としてはどのようなものが挙げられるでしょうか。

老犬の環境を見直す

不快感や不安感で鳴き続けている愛犬への対策としては、寝床の温度調節をする、ベッドの素材を変える、洗濯して綺麗な状態にするなど簡単なところから始めてみましょう。

また、不安感で鳴いている場合、一緒に寝る、同じ部屋で過ごす時間を増やす、飼い主の匂いが着いた服や毛布で寝かすなど、不安感をなるべく与えないような配慮が必要です。

適度な刺激を与える

適度な刺激を与えることは、愛犬に睡眠を取ってもらうために効果的な対策といえます。

ペットカートでお散歩に出かけて陽の光を浴びたり、介護用ハーネスなどで歩かせたり、また室内でもからだを触って声掛けをするなど、不安を取り除けるほか、刺激を与えることも大切です。

動物病院を受診

認知症の有無や体調不良などは動物病院で診てもらいましょう。また、不安を取り除く薬も獣医師に相談すると処方してくれます。
一日中吠えるのは愛犬の体力と精神力、どちらにもよくないので、必要であれば検討しましょう。

まとめ:老犬が一日中吠えるときは早めの対策を!

老犬が一日中吠えることは、老犬にとっても飼い主にとっても大きなストレスとなってしまいます。

ご近所とのトラブルにもなりかねない、とても重要な問題点となります。原因を探り、早めの対策をとることが大切です。

また、内服薬の服用なども視野に入れて考えの幅を広くしてみてはいかがでしょうか。そのためには、動物病院を受診して、獣医師に相談することが良いでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

ふぁみまる編集部

今まで犬を始め、フェレット・ハムスター・カメ・インコなどさまざまなペットを飼育してきました。現在は、ジャックラッセルテリアと雑種の2匹を可愛がっています。趣味は愛犬たちとの旅行です。 このメディアでは、多くの飼い主の方々の不安や疑問・困っていることを一緒に解決していきたいと考えています。