うちの老猫がなんだか臭い!?原因と対処法を解説!

この記事はうちの猫が最近何だか臭う!病気!?と不安になったことはありませんか?今回は、そんな飼い主に向けて、老猫の「体臭」が変化した場合と、「口臭」が変化した場合とにわけて解説しています。

代表的な原因

体臭や口臭が変化する病気は数多くありますが、その中でも出会うことが多い病気をご紹介します。

口臭

口臭が変化した場合には以下のような病気が関わっていることが多くあります。それぞれの病気で感じる臭いは異なるので、ぜひそれもあわせて確認してみてください。

・口腔内の衛生環境悪化(歯周病など):年齢を重ねて歯石が蓄積してくると、いわゆる歯周病が発生するリスクが高まります。この場合は卵や魚が腐ったような臭いとなることが多いです。

・ケトアシドーシス:糖尿病でごはんを食べてもうまく栄養として利用できていなかったり、3日以上何も食べていなかったりといった飢餓に近い状態の場合に生じることが多いです。肥満の猫は特に発症リスクが高いので注意するようにしましょう。ケトン体と呼ばれる物質が体内で生成され、ケトン臭と呼ばれる果物の甘酸っぱい臭いのような口臭となります。

・慢性の嘔吐、腸閉塞:糞便のような口臭となることがあります。この場合の主症状は嘔吐、下痢といった消化器症状です。排泄の状態をよく観察してみましょう。

・急性腎不全や慢性腎臓病末期:腎臓の機能が低下することによって、体内の老廃物を尿中に排出することができなくなるとアンモニア臭がしてくることがあります。

体臭

体臭が変化する主な原因には以下のようなものがあります。

・グルーミング不足:普段の体臭がそのまま濃くなったような臭いとなります。加齢や肥満、体調不良によってグルーミングの頻度が減ることによって生じます。

・外耳炎、皮膚炎:マラセチアという酵母(皮膚の常在菌)が増殖すると脂くさいような、香ばしいような臭いとなります。マラセチアが耳で増えることは少なくありませんが、皮膚で増えることはとてもまれです。

・急性腎不全や慢性腎臓病の末期:前章でご紹介したような状態のときには、口臭だけでなく体臭もアンモニア臭がしてくることがあります。

まずチェックすべきポイント!

口臭や体臭の変化は病気によって起きることも多くあります。臭いの変化に気づいたときにはどこをチェックすればいいのかまとめています。

食欲や尿の量

食欲や元気、排泄の状態など体調に異常がないか、観察しておきましょう。特に尿の量は健康の重要なバロメーターです。糖尿病や慢性腎臓病では、尿の量が明らかに増えます(ただし、腎機能が完全に失われると全く尿が出なくなります)。

体調の変化

体臭の変化以外に体調面に異常があるのならば、なるべく早く動物病院へ連れて行ってあげるようにしましょう。特にケトン臭(甘酸っぱい臭い)やアンモニア臭がしたときは、緊急性が高いと考えられます。かかりつけ病院が休診の場合などでは、救急受付をしている病院を受診することを検討してみましょう。

そういった体調の変化がなく、前述の口腔内環境の悪化やグルーミング不足による臭いの変化が疑えそうなときには緊急性は低いであろうといえます。

緊急性が低そうなときの自宅でできる対処法!

お昼寝中の猫

臭いの変化に関して緊急性が低そうだと判断したとしても、自宅で簡単な対処をしてあげることができます。

口臭

歯石などが原因であると疑われるのであれば、まずは口腔内の衛生環境を改善させるサプリメントやケアグッズを試してみるのも一つです。ただし劇的な改善はあまり期待しないほうがよいでしょう。

しかし、歯石や歯周病を治せるわけではなく、あくまで対症療法です。改善しきらないようであれば、あまり悪化しないうちに動物病院に全身麻酔下での歯石除去(スケーリング)実施を相談したほうがよいといえます。

体臭

グルーミングの不足によって体臭が強くなっていることが疑われる場合は、まず明らかな体調不良がないかを確認しておきましょう。加齢によってグルーミングの頻度が減るのは自然なことですが、思わぬ病気が隠れていることもあります。判断に迷うようであれば、動物病院に相談するのがおすすめです。

自宅で様子をみることを決めた場合には、シャンプーが効果的です。ただし、シャンプーを嫌がる猫も多いでしょう。嫌がってしまう猫の場合には、洗い流さないシャンプーや、からだ拭きシートで代用するのも1つの選択肢です。ブラッシングだけでも一定の改善は期待できるでしょう。

まとめ

口臭、体臭の変化は加齢によって起きてくるものもあれば、病気によって起きるものもありさまざまです。日頃の観察がとても大切です。また最も悩まされる飼い主が多いと思われる、歯石による口臭は予防グッズもたくさん市販されています。そういったものを、口臭の変化が生じる前からとりいれるのもよい選択肢です。

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ABOUTこの記事をかいた人

ふぁみまる編集部

今まで犬を始め、フェレット・ハムスター・カメ・インコなどさまざまなペットを飼育してきました。現在は、ジャックラッセルテリアと雑種の2匹を可愛がっています。趣味は愛犬たちとの旅行です。 このメディアでは、多くの飼い主の方々の不安や疑問・困っていることを一緒に解決していきたいと考えています。