犬の平均寿命って何歳?健康寿命を伸ばす秘訣を紹介!

犬 寿命

愛犬たちは人が思うよりもずっと早く年を重ねていくもの。犬の平均寿命や、人に換算するとだいたい何歳くらいになるのかを知っておくことは、愛犬との毎日をより大切に過ごすことにつながります。この記事では犬の平均寿命や、健康寿命を伸ばす秘訣についてご紹介しています。

犬の平均寿命ってどのくらい?

犬という動物種を平均すると、だいたい10〜15歳と言われています。

ちなみにギネスに記載されている、世界で最もご長寿だった犬はオーストラリアン・キャトル・ドッグのブルーイで、29歳と5ヶ月まで生きたそうです。後にご紹介する人年齢への換算式(小型犬・中型犬)を用いると、ブルーイは人にして134歳まで生きた計算になります。驚くべきご長寿です。

また、犬の平均寿命は犬種や体の大きさによっても異なります。次の章から詳しく解説していきます。

犬種や大きさで平均寿命は異なる

「犬」と一言で表してもその品種は多種多様、体の大きさも全く違えば、見た目も全く違います。それらの違いは平均寿命にも表れます。

種類別の平均寿命

ペット保険大手のアニコム損害保険株式会社が発表したデータによれば、最も平均寿命が長い犬種はトイ・プードル(15.3歳)でした。そして、ミニチュア・ダックスフンド(14.9歳)、カニンヘン・ダックスフンドと柴犬(14.8歳)が続きます。体が強いイメージを広くもたれているMIX犬(体重10 kg未満)も平均寿命14.7歳と長命であり、イメージが数字で裏付けられたといえるでしょう。

参考: 「家庭どうぶつ白書2021」アニコム損害保険株式会社

大きさ別の平均寿命

犬の寿命は犬種だけでなく、体格によっても大きく異なります。同データによれば、体重10 kg未満の小型犬・超小型犬群の平均寿命が14.4歳であるのに対して、体重20 kg以上の大型犬群は11.5歳であり、体格が小さなほうが長生きする傾向にあるといえます。体重10 kg以上20 kg未満の中型犬群は平均寿命13.4歳であり、小型犬と大型犬の中間といえるでしょう。

愛犬は人間でいうと何歳?計算式を紹介!

犬の顔

なんとなく平均寿命はわかったけれど、今の愛犬のライフステージはどれくらいなのかイメージがつきづらいと思う方もいるでしょう。そんなときは「人間で換算すると何歳くらいなのか」を考えるとイメージがつきやすくなります。犬の実年齢を人間の年齢に換算する式はさまざま作られていますが、広く用いられており、かつ比較的シンプルなものは以下の式です。

  • 換算年齢(人年齢)=24+(小型犬・中型犬の実年齢-2)×4
  • 換算年齢(人年齢)=12+(大型犬の実年齢-1)×7

愛犬が長生きするための秘訣!

ここまで平均寿命をご紹介しましたが、あくまで平均であり、約50%の犬は平均寿命より長生きしています。愛犬にはなるべく長生きしてもらいたいと願うのは、飼い主として当然のことです。さらにいえば、健康で元気なまま長生きしてくれるのが理想ですよね。愛犬の健康寿命を伸ばしてあげるために、飼い主ができることはたくさんあります。

食事

総合栄養食を与えるのは食事管理の大前提です。そのうえで、愛犬の年齢(ライフステージ)に合ったフードを選ぶようにしましょう。年齢を重ねてシニア期に入れば、当然ですが理想的な栄養バランスも若い頃とは変わってきます。

代表的な点でいえば、カロリーとタンパク質です。運動量や基礎代謝の低下に伴って1日に必要なカロリーは約20~30%減るとされています。その一方で、アミノ酸不足を起こさないようにタンパク質は少し多めにしなければなりません。

これ以外にもさまざまな変化が起こります。ぜひライフステージに合った食事にしてあげてくださいね。なお、肥満や持病により獣医師から食事療法の指示を受けていたりする場合は、その内容にに従うようにしましょう。

運動

食事と運動が健康の基本なのは、人も犬も同じです。運動を続けることによって、シニア期の筋肉量低下を和らげることができます。筋肉を維持することは肥満の防止に効果的なほか、将来の寝たきりになってしまうリスクを下げることにもつながります。

また、筋肉量維持以外には関節の機能維持効果も期待できます。関節は使う機会が少なければどんどん可動域が狭くなってしまうため、関節をしっかり使わせることで、しなやかな動きを保たせやすくなります。

ハードな運動をさせる必要はありませんが、日々の散歩コースに軽い坂道を加える、ボール遊びを習慣にするなど工夫できるとよいですね。

動物医療

特に何もなく元気なようにみえても、定期検診は受けさせてあげるようにしましょう。7歳未満では1年に1回、7歳以上では半年に1回の定期検診が広く推奨されています。

病気の早期発見・早期治療に役立つのは言うまでもありませんが、何でもないときの検査データを蓄積しておくことで、将来的に何か異常があらわれた際の診断精度やスピードを高められるというメリットもあります。ぜひかかりつけの動物病院に相談してみてくださいね。

なお、避妊手術も健康寿命を伸ばすのに有益であるといえます。特に子宮蓄膿症という疾患は、未避妊の老犬に発生しやすく、急速に容態が悪化しやすい緊急性の高い疾患です。避妊手術をすることで発症を防ぐことができますので検討してみてください。

まとめ

桜を見つめる犬

犬種や体格によって差はありますが、犬の1年は人に換算すれば概ね4年〜6年と考えることができます。人にとっての1週間は、犬にとっての4〜6週間。人にとっての1ヶ月間は、犬にとっての4ヶ月〜半年間。犬たちにとっては1日1日がかけがえのない時間です。愛犬のからだを労わりながら、毎日を大切にして過ごせるとよいですね。

万が一の場合が近づいてきたら、ご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

今まで犬を始め、フェレット・ハムスター・カメ・インコなどさまざまなペットを飼育してきました。現在は、ジャックラッセルテリアと雑種の2匹を可愛がっています。趣味は愛犬たちとの旅行です。 このメディアでは、多くの飼い主の方々の不安や疑問・困っていることを一緒に解決していきたいと考えています。