老犬とおもちゃで遊ぼう!認知症予防とコミュニケーションに

おもちゃで遊ぶミニチュアダックス

老犬でもおもちゃで遊ぶことは大切です。おもちゃで遊ぶと脳への刺激となり認知症予防にもつながります。また飼い主とのコミュニケーションのためにも、おもちゃを使って遊ぶことは、皆さんが考えているよりも重要なことなのです。

もし、犬がおもちゃで遊ばなくなったときは、違うおもちゃを試してみましょう。いくつか違うタイプのおもちゃを用意してローテーションすると良いでしょう。

老犬がおもちゃで遊ぶメリット

飼い主さんとミニチュアダックス

老犬になっても、おもちゃで遊ぶことにはいくつかのメリットがあります。ここでは、そのメリットについてご紹介します。

認知症予防

おもちゃを使って脳を刺激することは、犬の認知症予防につながります。実際に、ずっと寝ている犬と活発で遊びが好きな犬とでは、認知症になる速さが違うと言われています。シニアになってもおもちゃで遊べるのであれば、ぜひ遊ばせてあげましょう。

好きなおもちゃを持って散歩に

老犬になるとあまりお散歩にも行きたがらなくなったり、歩かなくなったりしてしまいます。そんなお散歩のマンネリ化を打破するために、おもちゃを使用することはいいことだといえるでしょう。短いお散歩でも、おもちゃで遊ぶことで、運動量が増やせるかもしれません。

飼い主との触れ合いにもなる

おもちゃで遊んでいる時間は、愛犬とのコミュニケーションになり、犬にとって嬉しい時間になります。おもちゃを使ってトレーニングしたり普通に遊んだり、愛犬と過ごせる素敵な時間を有効に使いましょう。

老犬が喜ぶおすすめおもちゃ

もちろん個人差はあり好き嫌いも一概には言えませんが、おすすめのおもちゃをご紹介します。

嗅覚を刺激する、フードが入れられるおもちゃ

コングで遊ぶ犬

子犬を迎えた家庭で多く使われているものとして有名なおもちゃ。退屈しのぎやダイエット目的などでも効果があり、おすすめするのがコングです。中にフードやおやつが入れられる仕組みになっており、遊んでいるうちに1粒ずつ食べていける、飽きがきづらいおもちゃになっています。

老犬にもおすすめのポイントは、長い時間をかけて遊んでもらえるので、脳の活性化が期待できることです。もちろん退屈しのぎやいたずら防止などにも役立ちます。

ただし、老犬が運動している最中に、コングをちぎってしまったり、誤って飲み込んでしまったりする場合もあります。コングは柔らかめのものから硬めのものまでさまざまあります。心配な場合は、愛犬に合ったコングを与えてみるとよいかもしれません。

出典: PEPPY

音がなるボールやぬいぐるみで聴覚を刺激

ぬいぐるみで遊ぶプードル

音が鳴るようなものも刺激にはもってこいです。しかし、ぬいぐるみを選ぶポイントとして噛んでも壊れにくく、誤食の可能性がないものを選ぶところにあります。シニアに入っても異物の誤食は頻繁に起きてしまいます。必ず事故のないように見ていてあげましょう。

出典: PEPPY

知育おもちゃで脳を刺激

知育おもちゃと犬

知育おもちゃも現在ではたくさん販売されています。その中でも老犬にあった知育おもちゃの内の一つであるトリーツローラーです。
あまり激しく動く必要がないので、疲れることなく脳を刺激できます。また、この中にご飯を入れておけば一気食いを防ぐことができる、日常的にも使える1品です。

出典: PEPPY

老犬がおもちゃで遊ぶポイント

老犬にもおもちゃを与えることは大切ですが、だからといってなんでも与えていいわけではありません。老犬におもちゃを買う際の注意点を頭においておきましょう。

安全なおもちゃを与える

ぬいぐるみの章でご紹介した通り、誤食の可能性がある壊れやすいものや、糸状のおもちゃには注意が必要です。飲み込めない大きさで、壊れにくいものを選ぶようにしましょう。

飼い主さんも声をかけながら一緒に遊ぶ

愛犬とおもちゃで遊ぶ時間は、大切なコミュニケーションの時間です。愛犬も楽しめるように声をかけながら遊びましょう。

体調を見て無理をさせない

シニアになってくると若い頃と同じような遊びは、犬の負担になります。体調が優れないときや疲れていそうなときは、そっとして無理に遊ばないようにしてあげてください。愛犬が遊びたがったときに少し遊んであげるくらいで、ちょうどいいでしょう。

おもちゃは複数用意してローテーションする

まず、おもちゃを出しっぱなしにしてはいけません。必ず1回ずつ片付けましょう。そして、おもちゃを数個用意し、順番に飽きそうになったら飽きる前にローテーションして違うおもちゃを出し、一緒に遊びます。そうすることで毎回おもちゃに特別感が出て、マンネリ化して遊ばなくなってしまうことを防ぐことができます。愛犬も楽しいと思える時間を過ごすのが大切なのです。

マットやゲートでケガ予防

床は全面で滑らないようにしてください。遊んでいるときに滑らせて、骨折・膝蓋骨脱臼などケガをしてしまうことがあります。また、階段を昇り降りする犬には階段下にゲートを設置するなど、ケガをしない工夫をしましょう。

まとめ:老犬もおもちゃで遊ぼう!

老犬にもおもちゃは必要。しかし、遊ぶ際の注意やおもちゃを選ぶ際の注意など気をつけなくてはならないことがあります。そして安全におもちゃで遊びながらコミュニケーションを取ることも重要です。

嗅覚や聴覚などを刺激するおもちゃや、安全なおもちゃを選び、楽しく愛犬との時間をお過ごしください。

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