猫が亡くなってしまったときにやるべきこととは?自宅でできる対応を解説!

人間よりもずっと寿命が短い猫と暮らしている以上、いつかは必ず向き合わなければいけないイベント。それが死別です。愛する猫が亡くなってしまった場合、悲しい気持ちが溢れてくることでしょう。
しかし、悲しさに襲われる中でも、やるべきことはやっていかなければなりません。この記事ではそんな時の助けになるような情報をまとめています。

猫が亡くなった!?まず動物病院へ連れて行くのが理想

もし猫が亡くなっているのを自宅で発見した場合、理想は動物病院に連れて行き、獣医師に死亡確認をしてもらうことです。からだも冷たく、呼吸もしておらず、明らかに亡くなっている場合でも、からだを清めてくれたり、今後の相談を受けてくれたりと飼い主の助けになってくれる病院がほとんどでしょう。

からだを動かすのが忍びなかったり、かかりつけ病院というところがなかったりなどで病院に連れて行かない場合には、自宅でからだのお清めを行う必要があります。
からだの清め方について、次の章で解説していきます。

からだのお清めってどんなことを行うの?

お清めは、なるべく生前の自然に近い姿のままで葬送してあげるために行う一連の作業です。実際に葬送できるまでには少し時間がかかることが多いものです。そのため、しっかりとからだを清めておくようにしましょう。
それでは具体的な手順を紹介していきます。

喉の奥・鼻の穴・肛門にコットンをつめる

亡くなってしばらくすると、口や鼻、肛門から体液が流れ出てきてしまいます。そこで、体液が出てきてからだを汚してしまうのを防ぐために、口・鼻・肛門にコットンを詰めて穴を塞ぐ必要があります。

このとき、コットンをギュウギュウに詰めこむということに抵抗感を抱く方も多いでしょう。しかし中途半端に詰め込んでも意味がありません。綺麗なからだのまま見送るためと考えて、しっかりと詰め込むようにしましょう。
このときに使うコットンは、医療用でなくとも化粧水用のコットンを何枚か重ねて用いれば十分です。化粧水用のコットンは100円ショップや薬局などで購入するようにしましょう。

自然な姿勢をとらせる

もし亡骸が不自然な姿勢をとっている場合には、死後硬直が始まってしまう前に、なるべく自然な姿勢をとらせてあげるとよいでしょう。

亡骸の目を開けておくか、閉じておくかは地域による慣習の違いもあるようです。家族の慣習や価値観に沿っていれば、どちらでも構いません。
なお目を閉じる場合には、眼軟膏などを塗布してから閉じると再び開くことが少なくなります。

自宅で絶対に行うべきこと

動物病院でお清めを行ってもらった、あるいは自宅でお清めを終えてからもまだ行うべきことはあります。この章を参考に、1つずつ行っていけるとよいですね。

からだを冷やす

火葬などを執り行うまでの間、腐敗を遅らせるために亡骸を冷やすことがとても大切です。冷やすためには、棺や段ボールなどにからだをいれて保冷剤を重ねると効果的です。それに加えて、エアコンで室温を低く保つことも忘れないようにしましょう。

葬儀の段取りをつける

次に葬儀の段取りをつけることが必要です。猫も人と同様に、主には火葬が行われています。民間業者が運営する火葬場のほか、地方自治体によっては公営の火葬場があることもあります。
業者を選んで連絡をするようにしましょう。動物病院が業者を教えてくれることもありますので、困ったらば相談してみるのも1つです。

なお、土葬は自分の所有する土地以外では法律違反です。絶対に行わないようにしましょう。加えて、自分が所有する土地に土葬したとしても、腐敗臭や野生動物による掘り返しなど後々のトラブルが多く、おすすめはできません。よほどの事情がなければ、火葬を選ぶ方が無難と言えるでしょう。

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葬儀〜その後の流れを解説

実際の葬儀の流れはどのようになるのか。この章では、火葬を選んだ場合についてご紹介します。より詳しい部分をまとめた記事もありますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

葬儀|火葬の種類と費用

ペットの火葬には、いくつかの様式が存在しており、それぞれの様式について一般的な呼び方も存在しています。他の家庭のペットと一緒に火葬される「合同火葬」、個別に火葬されるが家族は立ち会えない「個別一任火葬」、個別に火葬され家族も立ち会える「個別立ち会い火葬」、火葬車で自宅近くまで来てくれる「訪問火葬」が主なところです。

火葬にかかる費用は選んだ様式によって異なりますが、2万円〜3万円が相場といえそうです。火葬の様式、呼び方は犬と変わりませんので、詳しくはこちらの記事も参考にしてみてくださいね

葬儀を終える前後で、かかりつけの病院やペット保険の会社へ猫が亡くなったことを伝える必要もあるでしょう。なお犬とは異なり、猫が亡くなった場合には自治体への届け出は必要ありません。

葬儀のその後|供養方法、メリットデメリット

火葬を終えたのちに返骨してもらった場合には、お骨の供養方法も考えなければなりません。お骨を自宅で埋葬して供養する家庭もあります。庭など身近なところで供養できるメリットがありますが、野生動物の掘り返しなどには注意が必要です。

また、火葬業者やペット霊園が運営する納骨堂や墓地に埋葬してもらう方法もあります。管理を任せることができて安心感を持てる一方で、生活圏から少し遠くなってしまうデメリットもあります。

近年では、焼骨をペンダントなどの手元供養具に加工してもらったり、海洋葬、山林葬、樹木葬を選んだりすることもできるようになってきました。
どの供養方法が正解というのはありませんので、家族の希望に沿っていて納得できる方法を選べるとよいですね。

まとめ

猫が亡くなった直後で精神的な余裕がない中、これだけたくさんの準備を進めていくのは誰にとっても、とても大変なことです。焦る必要はありませんので、1つずつゆっくりと進めていくのが大切です。ゆっくりゆっくり、後悔のないお見送りをしてあげられるとよいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

今まで犬を始め、フェレット・ハムスター・カメ・インコなどさまざまなペットを飼育してきました。現在は、ジャックラッセルテリアと雑種の2匹を可愛がっています。趣味は愛犬たちとの旅行です。 このメディアでは、多くの飼い主の方々の不安や疑問・困っていることを一緒に解決していきたいと考えています。