飼う前に知っておこう。フェレットのかかりやすい病気について。

今回は種類や症状まで詳しくご紹介します!!

前回の記事ではフェレットの魅力をたくさん紹介しましたが、フェレットは他のペットと比べて病気にかかりやすいとされ、とくにガンなどの腫瘍で亡くなることが多いと言われています。

まず初めに知っておきたいこと

フェレットは成長の速度が他の小動物に比べて非常に早く、4歳ほどでシニア期を迎えます。

つまり寿命から逆算すると一生のおよそ半分がシニア期ということになります。

そのため老化から病気にかかりやすく、それが原因で亡くなることがほとんどのようです。とくにシニア期以降の飼い方によりフェレットとどれだけ長く過ごせるかが決まります。フェレットは成長速度が他の小動物に比べると非常に早いため、4年程で高齢期を迎えます。そのため老化による病気で亡くなることがほとんどです。特に高齢期以降の育て方によりフェレットと長く付き合えるか分かれてきます。
定期的な健康診断は若い時でも常に行えればよいですが、4歳以上からは少なくとも年に1回の健康診断を行なうことが、病気の早期発見にもつながり長生きする秘訣です。フェレットは成長速度が他の小動物に比べると非常に早いため、4年程で高齢期を迎えます。そのため老化による病気で亡くなることがほとんどです。特に高齢期以降の育て方によりフェレットと長く付き合えるか分かれてきます。
定期的な健康診断は若い時でも常に行えればよいですが、4歳以上からは少なくとも年に1回の健康診断を行なうことが、病気の早期発見にもつながり長生きする秘訣です。

そのためには、信頼のおける病院探しを行う必要もあります。

フェレットを専門に診察する動物病院は、犬猫に比べて圧倒的に少ないのが現状です。

健康診断は若い頃から定期的に行うのが理想的ですが、4歳以上のシニア期を迎えたら、毎年の健康診断は最低限の義務だと認識してください。

毎年健康診断を行うことで、何かの病気の早期発見にもつながり、より一緒に過ごせる時間が長くなります。

3大腫瘍について

フェレットには3大腫瘍と呼ばれる、よく発症する腫瘍の病気があります。

この3大腫瘍については明確な予防法がないため、飼い主さんではどうにもできない場合がありますが、毎日の食事やストレスの発散などに気を配り、少しでも病気を防ぎ、寿命を伸ばせるようにしましょう。

インスリノーマ

膵臓にできる腫瘍で高齢のフェレットに多く見られます。

インスリノーマを発症すると多量のインスリンが分泌されるため、慢性的な低血糖を起こすようになります。

症状

元気がない、うつろな表情になる

後ろ足に力が入らない

よだれが出ている

痩せてきた

食欲がない

寝ている時間が長くなった

体温が低い

けいれんを起こしたり、昏睡状態になる

治療

飲み薬による内科療法、摘出手術による外科療法があります。

注意する事

低血糖(昏睡状態)になったら、すぐ対応できるようにブドウ糖を用意しておきましょう。緊急の場合はちみつ、またはガムシロップで代用し回復したらすぐに病院へ連れて行きましょう。

薬はしっかり飲ませる。インスリノーマは完治の望めない病気です。進行を抑えるためには決められた処方された薬を用法、用量を守ってしっかり飲ませることが重要です。決して自己判断で量や回数を減らしてはいけません。

リンパ腫

リンパ腫は、血液のがんの一種で、高齢のフェレットによく見られます。

リンパ腫は特定の部位に起こる病気ではなく、全身至るところに発生する可能性があります。

症状

元気がなくなる

食欲がなくなる

下痢(血便)、嘔吐が続く

治療

抗がん剤投与による延命治療

副腎腫瘍

副腎はあらゆる哺乳動物にとって、生命を維持するために欠かせないホルモンを分泌する大切な臓器です。副腎からホルモンが過剰に分泌されることにより、様々な症状を引き起こす病気です。

症状

脱毛、薄毛

乳腺部の腫脹

前立腺または外陰部の異常(肥大、排尿困難など)

治療

注射による内科療法、摘出手術による外科療法があります。

注意すること

残念ながら完全な予防法は今のところありません。早期発見、早期治療が重要となります。定期的に検診を受けるようにしましょう。

他、予防できる病気

犬ジステンパーウィルス

犬がかかる病気で有名なジステンパーですが、フェレットも感染します。体の小さなフェレットが感染した場合の致死率はほぼ100%に及びます。

毎年の予防接種を欠かさないようにしましょう。

フィラリア症

こちらも犬同様、フィラリア症の蚊が媒介して感染する病気です。

フィラリアが体内に侵入すると、体内で成長を続け、やがて心臓や肺に寄生します。

お散歩をするフェレットはもちろん、室内でも蚊に刺される可能性は十分にあります。

蚊の活動期間の一か月後まで毎月一回の投薬を行ってください。

まとめ

愛くるしい容姿と飼いやすさで大人気のフェレットですが、その反面生涯の半分が闘病生活となる可能性も考慮の上、責任をもって最後まで幸せに暮らせるように願っております。

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